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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  Scan-Speak Revelator Kit Project
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SIXPADいえばEMSトレーニングマシンですが、VituixCADではSIX PACKといってスピーカーの特性が6つのウインドウで同時に表示されます。これらを眺めながらクロスオーバーネットワークを多角的に最適化できるのがVituixCADの最大の特徴です。

NW_3_0k_PairA_Six-pack_480

ここで注目すべきは左列真ん中のPower&DIというグラフです。

”スピーカーの指向性は広いほど良い”と言われたのは昔の話で、部屋の壁や天井による反射の影響を考えたとき、それほど単純な話ではないことが最近の研究(たとえばFloyd Toole著、"Sound Reproduction")で分かっています。つまりスピーカーの軸外特性は設計段階で積極的に制御すべきパラメータのひとつというわけです。

この軸外特性をもう少し定量的に表したのがDirectivity Index(ID)とかSound Power(またはPower Response)といった指標です。

こちらにてつさんの詳しい解説があります。

■リスニングウィンドウ:軸上の平均、垂直方向+/- 10度、水平方向+/- 10、20、30のスピーカー周波数特性
 最初の反射または初期の反射:床、天井、前壁、側壁、および後壁のスピーカー周波数応答の平均
 例えば側壁の影響は、水平方向の±40、50、60、70および80度の平均と考えられる

■音響パワー(Sound Power):スピーカーから全方向に放射された全音響放射の合計
 音響パワーは、室内での遅い反射音に対し関連するスピーカーの特性となる

■指向性指数(Directivity Index , DI):リスニングウィンドウ(直接音)と、初期反射・音響パワーとの差

(ブログ”Lo-Fi Audio”より引用)



(つづく)


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テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

コメント


こんにちは

最近、国内外のこの手の話題を見るたび、waveguideが欲しくなります。
海外のwaveguideの研究サイトでは、こういう話の簡略化した内容が出てきて、そのあとにwaveguideのデータが出てきて、
「waveguideがすべてを解決してくれる」という締めくくるサイトまであったり。

反響音がデッドな和室の生活空間にオーディオを持ち込んでる
私としては、今まで今回の内容にあまり気にしたことがなかったです。
このサイトは相変わらず勉強になります。
2019/10/20 08:55  あんこう鍋  URL  #mQop/nM.  編集

Re: タイトルなし
あんこう鍋様、こんばんは。

Waveguideを使ったシステムは軸外特性が狭くなっているのに聴感上は音の広がりが優れるんですよね。不思議です。
VisatonのWG148Rを持っているのですが、まだ出番がありません。いつかこれを使ってLR2のシステムを組んでみたいです。

2019/10/22 21:11  Iridium17  URL  #-  編集


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