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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  LM4780 BTLパワーアンプ
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諸般の事情で途中の工程アップをすっ飛ばしてしまいましたが、LM4780バランス入力BTLパワーアンプが完成しました。これから数回に分けてポイントを紹介したいと思います。

まずはメインの部分から。

アンプ基板

アンプ部分はイトウ電子さんのLM4780 DCアンプキットを使っています。この基板はDCアンプ化されているのと、反転と非反転の両方の入力端子が設けられているのでBTLアンプとして使うのが容易です。回路はこちらがベースですがオリジナルの非反転アンプではなく反転アンプにしています。また、うちはDACがバランス出力なので不平衡-平行変換回路は不要です。

ただ、反転アンプにしたために入力をオープンにすると発振してしまいます。考えてみれば当たり前なのですが、最初はこのことに気づかず慌てました。入力を繋いでいれば発振はしないのですが、そもそもフィードナックループに入力ケーブルが含まれるのはよろしくないのでバッファ段を追加する予定です。

BTLアンプではホット側とコールド側のゲインを揃えることが重要ですので、フィードバック抵抗のマッチングを行いました。イトウ電子さんのキットにはDALEのCMF-55が同封されていますが、6桁半のDMMを借りる機会があったので予備の4本を加えて12本のバラツキを調べてみました。CMF-55の誤差は公称1%ですが、実測値もその範囲に収まっています。ただ、運悪く最大と最小あるいは最小と最大といった組み合わせを選ぶと、ホット側とコールド側で0.9%のゲイン差が出てしまいます。

Daleばらつき%


ここからは数字のお遊びです。まず測定値を昇順でソートして隣同士をペアにします。反転アンプなのでゲインは抵抗値の比で決まります。

Dale抵抗値でソート


このペアリングを固定したまま、今度はゲインで昇順にソートするとゲインが近いペアを見つけることが出来ます。この4ペアのうち特に誤差の少ない2ペアをフィードバック抵抗とすることでゲイン差を0.002%以内に抑えることが出来ました。残りのペアは非反転入力のバイアス抵抗として使用します。

Daleゲインでソート



(つづく)


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