自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

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※ この記事は今年発刊予定の『自作スピーカー エンクロージャ設計法マスターブック』に掲載予定です

※ このスピーカー(ペア)はマスターブック出版後に希望者(先着1名様)にお譲りする計画です

出来上がったスピーカーの性能評価の続きです。

ツィータを逆相接続にしてReverse nullの出方をチェックしました。これまで何度も書いていますが、4次のクロスオーバーネットワークではクロス点で±180位相回転するのでウーファーとツィーターは同相接続でフラットなレスポンスになります。ここで故意にツィーターを逆相接続したとき、クロス点でウーファーとツィータの打ち消しが起こって深いディップが生じるならクロス点でウーファーとツィーターの位相が合っていることの証左となるわけです。

一般的なフラットバッフルではウーファーとツィータのAcoustic centerのずれがあるので、Reverse nullはリスニング距離に依存するのが普通です。そこでこのスピーカーでは1ランク上を狙ってDesign axisをウーファーとツィーターの中間に設定することにより、リスニング距離に関わらず位相が合うような設計をしているのですが、さてどうなっているでしょうか?

こちらがその測定結果です。

マイク距離1m

SS_B_Reverse_100cm_512


マイク距離1.5m

SS_B_Reverse_150cm_512


マイク距離2m

SS_B_Reverse_200cm_512


はい、このとおり。このスピーカーは少なくともリスニング距離1mから2mの範囲でクロス点での位相が合っていることが分かりました。この感じだとマイク距離3mでもReverse nullが出そうな勢いですが、いかんせん測定のほうが追いつきません。まあ、拙宅程度のリスニング距離であればこれ以上の精度は必要ないでしょう。

Reverse nullが出なけりゃダメなのか?というのは今後の研究課題ですが、少なくともウーファーとツィーターのシームレスなつながりとかサウンドステージの広がりといった面では良い方向であるのは間違いないと思います。



(つづく)





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