FC2ブログ

自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  YAHA Project
tags : 
やはり発振していたようです。

こちらは20Ωのダミーロードで1kHzのスペクトルを測定したところ。正常です。

R負荷.jpg


一方、こちらは公称インピーダンス20ΩのShure SE215SPEに差し換えたところ。なにやら高調波が林立しています。オシロがないので矩形波応答を確認できないのですが、異常動作していることは間違いなさそうです。

HP負荷.jpg


ならば位相補正じゃ!ということで、当てずっぽうで負帰還抵抗(1kΩ)にパラに220pFを入れてみましたが、今度は抵抗負荷でも発振する始末。やはり何事も適当ではダメですな。

最終的にはOPA2134の出力に27Ωと0.022μFのZobelを入れて事なきを得ました。こちらがヘッドフォン負荷時のスペクトル。

HP負荷zobel.jpg


OPA2134はunity-gain stableということになっていますが、使い方次第では発振してしまうようです。良い勉強になりました。



(つづく)


関連記事
スポンサーサイト




テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

コメント

SEAS Speaker
Iridium17 様
こんどは、アンプの製作ですね。いつも楽しみに拝見して来ました。

ところで、私 遂にSEAS スピーカーを試聴しました。未だダクトの検討中で取り付けていないのですが。うん十年前の私のスピーカーは、結構クリアーな音質ですがそれ以上にクリアーな音です。ホールに響き渡る音が良く聞こえます。より遊びの無いクリアーな音で、ストレートに音が飛び出して来るのが分ります。試聴中 トゥイーターからノイズが出るのが解りました。しかし、次の曲でノイズは無くなり、ソースのノイズだと解り一安心です。X-overも、聴いた感じでは綺麗に機能しているようです。後、ダクトを決めて磨き上げて塗装したいと思います。何とか今年中に出来れば良いのですが。考え方の問題で、工作には良くない所もありますがしかたがありません。初めての本格的な工作なのであきらめる事にしています。本当に色々大変でした。製作検討から2年以上かかりました。長かったです。
ここまで出来たのも、Iridium17様に教えて頂いたお蔭です。有難う御座いました。
2014/12/03 23:29  やたっぺ  URL  #tHX44QXM  編集

Re: SEAS Speaker
やたっべ様

とりあえず音出しおめでとうとございます!
今日は出張中なので戻りましたらゆっくりお返事させていただきます。

> Iridium17 様
> こんどは、アンプの製作ですね。いつも楽しみに拝見して来ました。
>
> ところで、私 遂にSEAS スピーカーを試聴しました。未だダクトの検討中で取り付けていないのですが。うん十年前の私のスピーカーは、結構クリアーな音質ですがそれ以上にクリアーな音です。ホールに響き渡る音が良く聞こえます。より遊びの無いクリアーな音で、ストレートに音が飛び出して来るのが分ります。試聴中 トゥイーターからノイズが出るのが解りました。しかし、次の曲でノイズは無くなり、ソースのノイズだと解り一安心です。X-overも、聴いた感じでは綺麗に機能しているようです。後、ダクトを決めて磨き上げて塗装したいと思います。何とか今年中に出来れば良いのですが。考え方の問題で、工作には良くない所もありますがしかたがありません。初めての本格的な工作なのであきらめる事にしています。本当に色々大変でした。製作検討から2年以上かかりました。長かったです。
> ここまで出来たのも、Iridium17様に教えて頂いたお蔭です。有難う御座いました。
2014/12/05 00:07  Iridium17  URL  #-  編集

差動アンプ良いですね
Iridium17さん こんにちは

 YAHAアンプが巷で流行っていますね。
 私は、ヘッドホン/イヤホンが全く駄目ですが、アンプには興味があります。
 ローノイズ・高速応答ACアダプターが活きてきますね!
2014/12/06 11:23  grigri  URL  #L8AeYI2M  編集

SEAS Speaker
Iridium17 様

SEASの音質について
私のシステムでは、オーケストラ、コーラス、小編成の曲で多くの音が聴こえて来て楽器も綺麗になります。ただ、ボーカルではソースにより声がきつく聴こえ うるさく感じます。グリルを付ければ丁度良いかも知れません。
Iridium17様のシステムでは、如何でしょうか。
2014/12/06 21:39  やたっぺ  URL  #tHX44QXM  編集

Re: SEAS Speaker
やたっぺ様

こんばんは。

まずは音出しおめでとうございます。
オールマグネシウムという意欲作ですから、きっとすばらしい音でしょう。その一方で製作のご苦労は大変だったと思います。

声がきつく聞こえるとのことですが、T29MF001のデータシートを見ると3kHzから8kHzにかけて4dBほどの盛り上がりがありますね。これが影響している可能性はないでしょうか。実測でそういった特性は現れていませんか?

私見ですが、やたっぺ様の場合おそらくクロスは低め(2kHz以下)と思いますので、3kHzからの盛り上がりをHPFの肩特性の調整だけで処理するのはちょっと難しいかなと思います。ノッチフィルターで補正するというのはいかがでしょう?

うちのSEASは周波数特性のフラットネスを追い込んであることもあって、鳴り方は中庸という感じです。

2014/12/06 23:40  Iridium17  URL  #-  編集

Re: 差動アンプ良いですね
sekiさん、こんばんは。

ずっと真空管アンプが欲しいと思っていましたが、重くて高価なトランスを買い揃える気になれず、もう真空管アンプとは一生縁が無いかなー、なんて思っていたのですが、そんなときに知ったのがYAHAアンプだったというわけです。

私の差動型YAHAアンプの製作費は手元にあった球を除いて3500円ほどです。これで1ヶ月以上遊べるのですから安いものです。

差動型YAHAアンプは発振対策を終えてほぼ完成なのですが、実はYAHAアンプにすっかりはまってしまいまして、次の計画を練っております。

2014/12/06 23:52  Iridium17  URL  #-  編集

SEAS Speaker
Iridium17 様

お疲れの所、お返事有難う御座います。
>3kHzからの盛り上がりをHPFの肩特性の調整だけで処理するのはちょっと難しいかなと思います。ノッチフィルターで補正するというのはいかがでしょう?

なるほど、計測してみます。Iridium17様が、フラットにする事が如何に重要か解説されていました。

計測する予定にもしていたのですが、ふぅー 計測方法を忘れてしまった。以前あれほど必死にやったのですが。
来年は、そのピークを取るようにチャレンジ致します。

有難う御座いました。

2014/12/07 01:34  やたっぺ  URL  #tHX44QXM  編集

Re: SEAS Speaker
やたっぺ様

こんばんは。

TWの中高音域の盛り上がりが影響していると仮定しての話ですが、HPFの肩特性を調整するにせよ、ノッチフィルターを追加するにせよ、ネットワークをいじれば必ずHPFの位相特性が変化し、WFとの位相関係が崩れてReverse nullが出なくなったりクロスオーバー付近のf特が凹凸になったりします。あちらを立てればこちらが立たずの世界です。

このあたりはトライアンドエラーだけでは到底追い込めるものではありませんので、シミュレーションを活用して最適条件を探索されるのが現実的かと思います。

幸い、ドライバの裸特性がしっかり計測されていればSpeaker Workshopのシミュレーションは実測とぴったり合います。


ではまた。



> Iridium17 様
>
> お疲れの所、お返事有難う御座います。
> >3kHzからの盛り上がりをHPFの肩特性の調整だけで処理するのはちょっと難しいかなと思います。ノッチフィルターで補正するというのはいかがでしょう?
>
> なるほど、計測してみます。Iridium17様が、フラットにする事が如何に重要か解説されていました。
>
> 計測する予定にもしていたのですが、ふぅー 計測方法を忘れてしまった。以前あれほど必死にやったのですが。
> 来年は、そのピークを取るようにチャレンジ致します。
>
> 有難う御座いました。
2014/12/07 21:33  Iridium17  URL  #-  編集

SEAS
Iridium17 様 
こんばんは

私のSEAS Speakerですが、ARTAでの計測完了しました。がっかりです。M店の設計は、全然でした。来年 ゆっくりとS.P.Workshopにデーターをエクスポートして検討してみます。
今でも結構良い音がしていますが、もっと良い音になればと期待が膨らみます。Iridium17様のX-overは、凄いの一言です。



2014/12/14 03:03  やたっぺ  URL  #tHX44QXM  編集

Re: SEAS
やたっぺ様、こんばんは。

やはり周波数特性のフラットネスに問題ありでしたか?

周波数特性がフラットでなくても、たまたまハマるソースはとても素敵に聞こえることがあります。『フルレンジは女性ボーカルに向いている』などと言われるのはその典型ですね。しかしどんなソースでも安心して聴けるのはフラットなスピーカーのほうです。また、フラット=つまらない音ということは決してないです。

まあ私のクロスオーバーネットワークも4年を費やして3回目でやっと完成しましたから(笑)

来年のお楽しみが増えたってことですね。

2014/12/14 22:48  Iridium17  URL  #-  編集

SEAS X-over
Iridium17 様
回路を見て考えられるのは、やろうとしていることは正しそうなのです。しかし、位相が合っていないので問題が発生しているようです。
2014/12/15 01:17  やたっぺ  URL  #tHX44QXM  編集

SEAS X-over
Iridium17 様

T29MF001の3kHz-8kHzの盛り上がりはノッチフィルターで補正既にされていました。やはり、クロスオーバーの位相がずれているのが問題と思います。来年頑張ります。
追加の部品の購入ですが、やはりPartsExpressがベストでしょうか。また、配送に時間が掛るがシッピングコストの低い方法がその店にあったのでしょうか。如何でしょうか。
2014/12/15 01:29  やたっぺ  URL  #tHX44QXM  編集

Re: SEAS X-over
やたっぺ様、こんばんは。

パーツの購入先ですが、私はインダクタはErse audioから直接買いました。同じものをParts Expressで買うより少し安かったのと、SEASを作ったときは14ゲージのコイルに拘った(PEは16ゲージしか扱っていません)という理由もありました。送料も安かったと記憶しています。さらにMatched pairが欲しいと言ったら在庫の中から探してくれました。

JantzenのキャパシタはParts Expressから買いましたが、円安の今ならベイサイドネットで買った方がお得かも知れません。国内なので送料は確実に安いですし。

スピーカーの特性ですが、TWを逆相接続したらどうなりますか?

2014/12/15 22:48  Iridium17  URL  #-  編集

SEAS X-over
Iridium17 様

TWを逆相接続してリバースヌルを調べました。殆どクロスのところでレスポンスが落ちていませんでした。その次に、各ドライバーを単独で、フィルター有り無しを計測すれば良かったと後で思ったのですが、別のスピーカーを台にして、その上に電話帳を乗せてその上に今回のスピーカー乗せて裏板をハタ金で押さえている曲芸状態であり、そして狭い我が家(Iridium17様とは雲泥の差)にパーツがそこらじゅうに散らばっているのでいつケーブルを引っ掛けてスピーカーをひっくり返すか解らないので、計測は直ぐに終了しました。
私は、短気な性格で今回の木工工作ではそれを抑えなくてはいけないので大変でした。技術的にも私にとって難しかったです。次回 大作を製作出来ればもっと上手く出来ると思いますが、その時はスピーカーをベッドにして寝ないといけなくなります。お金は、銀行には唸るほど有るのですが、残念です。
今回 工夫し、考える事は木工工作にも必要だと身に沁みました。

2014/12/16 00:39  やたっぺ  URL  #tHX44QXM  編集


この記事に対するコメントの投稿
















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://iridium17.blog96.fc2.com/tb.php/475-c88618de
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)