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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

2014/10/09
Loudspeaker Recipes

Category :  PARC Audio Project
tags : 
私の愛読書のひとつにVance Dickasonの”Loudspeaker Recipes”があります。

この本、初版は1994年ですから今からちょうど20年前に発刊された本ですが、いまだに一流の参考書です。

Cookbook480


この本では4つの2ウェイシステムの作例が詳細に記述されていますが、初めてこの本を読んだとき非常に驚いたのは、掲載されているクロスオーバーネットワークが教科書的な回路からあまりにかけ離れていることでした。

たとえば第1章に登場するこれ。これで24dB/octのスロープが実現されていると言われても回路図だけから理解するのは難しいでしょう。

Loudspeaker recipeのネットワーク


こういった回路をクロスオーバーネットワークは必要悪、シンプルイズベストの一言で排除してしまうのではなく、なぜ設計者がこの回路に行き着いたかを学ぶのは大切なことだと思います。


ところで、この回路のHPFには不思議な部分がありますね。どこでしょうか?
(分かった方はコメントをどうぞ)



(つづく)

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テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

コメント


C3,C6の動作が分からないのですが、正解解説していただけるのを楽しみにしています。僕の注文したLoudspeaker Recipesは7週間たっても来ません...(笑
2014/10/10 04:01  てつ  URL  #-  編集

C6のキャパシター
 C6のキャパシター、700付近に強烈なノッチを設けて、クロスオーバー周波数を意図的に上げる環境を整え、同時に高域と低域の位相差を設けて、低域のC3との合わせ技で、タイム・アライメントを調整しているのでしょうか?
 キャパシター一つで実現しているところが、合理的で、素晴らしい・・・・
 間違っていたら、こっぱづかしいです。
2014/10/10 10:19  seki(grigri)  URL  #L8AeYI2M  編集

Re: C6のキャパシター
sekiさん、ご名答です。

ただ、私の回路で計算した感じではクロス付近の位相への影響はほとんどないようでした。

2014/10/12 22:33  Iridium17  URL  #-  編集


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