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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
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MDFの加工を待つ間のお勉強、第四弾です。今回はツィータの配置についての話題。

SEAS Excel2ウェイではツィータをバッフルに対して左右対称な配置にしました。その結果、バッフルの角を丸めなかったこともあって周波数特性にはバッフル回折による浅いディップが残ってしまいました。この経験から今回のPARC Audio Projectではバッフル回折による影響が最も少なくなるような非対称な配置にしています。

では先人はどうか、ということで、ZAPHの作例からツィータの配置を拾ってみると、フルレンジを除く10の作例のうち、対称配置は6例、非対称配置は4例でした。

http://www.zaphaudio.com/

SR71の作例の中にこんなくだりがあります。

Centering the tweeter is a big design choice for this system. Many people prefer to offset the tweeter while some prefer it centered. The fact is, one is not better than the other, but it does make a difference in how you optimize the system.

要は、どちらも一長一短ある、ということのようです。

By nature, an offset tweeter on the baffle will have the smoothest response on axis while a centered tweeter will be a little rougher on axis but smoother off axis. You'll see why in the measured off axis plots below.

非対称配置にすればツィータ軸上のレスポンスはフラットになり、対称配置は軸上レスポンスは少し乱れるがoff axisのレスポンスはスムーズになる、ということのようです。

SR71のツィータは対称配置ですが、これには理由があって、SR71は15度オフセットした軸で聴くことを前提とした設計になっているのです。周波数特性は15度オフセットした軸で最適化されており、リスニングルームでの配置もリスナーに向けて角度を付けるのではなく、真っ正面に向けた配置にして使うそうです。私にはスピーカーは軸上で聴くものだという固定観念があったので、これは目からウロコです。

しかし、わざわざoff-axisで聴くのは音場形成などに優位性があるからでしょうか。そういえばソナス・ファベールはすべて対称配置です。

拙宅でもスピーカーを正面に向けてみる実験は簡単にできますので、音場がどんなふうに変化するか試してみようと思います。それといずれSEASの15度オフの周波数特性を測定してみたいと思います。



(この章おわり)


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テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

コメント


 音場の件は別にしても、軸上でフラットにできていればオフセット試聴だと高域下がりになりますね。
 確かにその方が聴き易いバランスになることが多いので好まれるかもしれません。
 オフセット前提でリスポジの周波数特性を合わせた場合と内振りとはどうでしょうか。
2014/01/12 09:05  ケン  URL  #VWFaYlLU  編集

Re: タイトルなし
ケンさん、こんばんは。

Zaphの作例は軸上はハイ上がり気味、15度オフでフラットな設計が多いんですよ。
これってどんな鳴り方をするんでしょうね。

うちのSEASもネットワークだけ作り直して...なんて妄想してしまいますが、まあ老後の楽しみにとっておきます(笑)

2014/01/12 22:49  Iridium17  URL  #-  編集


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