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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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音像定位の良し悪しに影響を与える要素の一つに左右のスピーカーの特性差があると言われています。言うまでもなく左右の音圧特性や位相特性が揃っているほど定位が良くなるはずです。そこで私のSEAS Excel2ウェイでは左右のスピーカーの特性差を極力小さくするようドライバやパーツの入手に拘りました。

たとえばこれ。ツィータのT25CF001はMadisoundと交渉してシリアルナンバーが続き番号のものを入手しました。

T25CF001_serial


またクロスオーバーパーツには誤差+/-2%以内のものを選定し、Erseから直接購入したSuper QインダクタもMatched pairを入手しています。

matched pair.jpg


さて、その成果は?

ということで、左右の音圧特性を比較したのがこれ。上のグラフが正相接続、下が逆相接続時、いわゆるReverse nullです。青が左ch、赤が右chですが、いずれのグラフでもほとんど完璧に一致しています。ここまでくるとドライバや素子の特性バラツキというよりもバッフル回折で周波数特性が決まっているようです。

Left vs Right.jpg


Left vs Right(reverse).jpg


事実、SEAS Excel2ウェイの音像定位はピンポイントで決まります。うちのサブシステムであるTangBand W3-315SCよりも良好です。



(つづく)


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テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

コメント

リアクトル
Iridium17 様

1.鉄心リアクトル
珪素 鉄心のリアクトルについてですが、購入には磁気飽和を注意しないといけないのでしょうか。販売店では、性能グラフ等を提供してもらえるのでしょうか。単純に、最高電流値で判断するのでしょうか。

2.X-over parts
精度の良い物を使う事が必要と以前から言われてましたが、私は、ノッチフィルターだけ精度のいいもので良いのではと思っていました。定位に影響するのですね。
私も、Iridium17様に真似していい精度のものを購入して良かったです。有難う御座いました。
2012/11/02 02:28  神戸の弥太っぺ  URL  #tHX44QXM  編集

Re: リアクトル
神戸の弥太っぺ様

こんばんは。

> 1.鉄心リアクトル
> 珪素 鉄心のリアクトルについてですが、購入には磁気飽和を注意しないといけないのでしょうか。販売店では、性能グラフ等を提供してもらえるのでしょうか。単純に、最高電流値で判断するのでしょうか。

珪素鋼板にも色々ありますが、厚みが薄く、かつ結晶粒の磁化方向を揃えた方向性磁性鋼板が高級品です。また同じコア材でもコアボリュームが大きい(図体が大きい)方が飽和点が高くなります。もしこれからインダクタを購入されるのであればErseのSuper Qはお薦めです。

> 2.X-over parts
> 精度の良い物を使う事が必要と以前から言われてましたが、私は、ノッチフィルターだけ精度のいいもので良いのではと思っていました。定位に影響するのですね。

ここは私のこだわりというか自己満足の部分も少なくないのですが...

"Loudspeaker Recipe"という本に、良好な音像定位を得るための条件のひとつとして左右のスピーカーの特性が揃っていることが挙げられています。

2012/11/02 23:07  Iridium17  URL  #-  編集

リアクトル
Iridium17 様

1.リアクトル
LIMP,ARTA,SpeakerWorkshopのシュミレーションで今購入の物が大きく異なる時は、参考にさせて頂きます。

2.Loudspeaker Recipe
そろそろ読むことが出来る基本イメージが、出来たように思います。

有難う御座いました。
      
2012/11/02 23:55  神戸の弥太っぺ  URL  #tHX44QXM  編集


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