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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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Speaker workshopを使っての設計作業は、シミュレーション上で素子定数を変えながら、

1) 周波数特性がフラットなこと(+/-2db以内)
2) Reverse nullが深く(-20db以上)、かつ左右対称なこと
3) LPF、HPFともに4th order Linkwitz-Riley(24db/oct)の減衰カーブとなること
4) クロスオーバー周波数が2kHz付近となること

を満たすようにトライアンドエラーを繰り返すという作業になります。

なにをどうすればどうなるといったセオリーはありません。私の場合はまずウーファー側のインダクタの値を決めた後にキャパシタの値を適当に決め、あとは周波数特性のフラットネスとReverse nullの出方を睨みながらツィータ側のインダクタとキャパシタの値を動かしてみる、ダメだったらウーファー側のキャパシタの値を少し変えて同じ事を繰り返す、といった具合です。

最終的に追い込んだ回路がこれ。

最終回路.jpg


素子定数は現行のものから変わっていますが、回路構成自体はほとんど同じです。主なポイントは、

1. バッフル回折補正のためにL1を現行の1.2mHから2.56mHへと大きくした。2.56mHという半端な値になっている理由は後述。

2. 大きくなったL1に対してノッチフィルターの共振点を8kHz付近に合わせるためC2を半分にした。R3を入れたのは共振を必要以上に鋭くしない方が良いような気がしたため。

3. R2はC3およびL3から見たインピーダンスを調整するためのもの。この値によってReverse nullや3kHzあたりの凹凸が微妙に変化する。

このネットワークの特性を次に示します。



(つづく)

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