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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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先日、ネットワークに関するご質問をいただいたのがきっかけで、ネットワークを再検討してみようと思い立ちました。どこをどうするかというと、LPFを2次のフィルター回路でまとめられないか、という命題です。

その前に、Reverse Nullについてふれておきます。
以下はオリジナルの回路で、ツィータと並列にCR回路が入っています。ツィータは正相接続です。


オリジナル正相


ツィータを逆相に接続したときの特性がこれ。クロスオーバー付近に谷ができています。これがReverse Nullです。


オリジナル逆相


4th order Linkwitz-Rileyタイプのネットワークではクロスオーバー周波数においてLPFおよびHPFの位相がそれぞれ±180度回転しているので、ミッドバスとツィータを逆相に接続すると互いが打ち消し合って周波数特性に深いディップが生じます。これがReverse Nullというやつで、クロスオーバーネットワークが理論通りに機能していることの証拠となります。したがってReverse Nullは左右対称で深いほどよろしい。

ところが、ネットワークの定数をいじってスロープを4th order Linkwitz-Rileyにぴったり合わせても、正相時の周波数特性にフラットに追い込んでも、なかなか綺麗なReverse Nullは出てくれません。それどころか、全くディップが現れないことも珍しくありません。なかなか難しいのです。


Zaph先生はいとも簡単にやってくれますが...

http://www.zaphaudio.com/ZRT-2way-modeled-FR-revnull.gif



(つづく)




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