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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  Scan-Speak Illuminator Project
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ポートレスポンスに現れたピークの正体は、エンクロージャー上下方向の定在波です。

高さが1m程度の一般的なトールボーイ型エンクロージャーの場合、上下方向の定在波が170Hz前後に必ず発生します。これを放置しておくとバスレフポートからこの定在波が漏れ出てくるだけでなく、ウーファーの音圧特性にも変なうねりが出るのは先日のデータの通り。音質的に良いわけがありません。

ところがこのモードは極めて手強く、底板に少々凹凸を付けたぐらいでは消えてくれないのが普通です。今回も種類の異なる吸音材を厚く積層することで対処しています。

またトールボーイ型は何故かバスレフポートを下の方に設けたデザインが多いのですが、天井と底板付近は定在波の音圧が最大となる場所なので、定在波的には最悪のレイアウトです。

いつも思うのですが、ポートレスポンスの測定はお医者さんが聴診器で患者の胸の音を聴くようなもので、エンクロージャー内の不整を露わにしてくれます。ポートレスポンスの測定は簡単なので、ぜひ一度測定してみることをお薦めします。



(つづく)



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