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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  Scan-Speak Illuminator Project
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ウーファーを弾性体を介してバッフルに固定するフローティングマウント(海外ではIsolating mountと呼ぶようです)は音質的なメリットありというのが定説のようですが、定量的にはどうなのよ?ということで、バッフルの振動測定を行ってみました。

18W8531G00のフランジにはかなり厚めのガスケットが貼られており、フレームの振動をバッフルに伝えない設計思想のようです。とはいえ、取り付けボルトを介してフレームの振動がバッフルに伝搬するので、この点に着目した実験を行いました。

ベースラインはこれ。ステンレスボルトとワッシャー。バッフルには鬼目ナットが仕込んであります。

SUS_bolt.jpg


比較対象はシリコンゴムワッシャーとチューブを使ったアイソレーションボルトです。ウーファーのフレームと接する部分はすべてシリコンゴムで覆われています。

Silicone_Bolt.jpg

Silicone.jpg


Vas測定箱を使ってウーファーにピンクノイズを入力し、リオンのVM-63A接触式振動計の加速度信号をARTAに入れてFFT解析しました。

Position_A


まずはバッフル面から。こちらはステンレスボルト+ワッシャー

SUS_Washer_A

SUS_Washer_A_CSD

こちらはシリコンワッシャー+チューブ

Silicone_Tube_A

Silicone_Tube_A_CSD


次は天板

Position_B

ステンレスボルト+ワッシャー

SUS_Washer_B

SUS_Washer_B_CSD

シリコンワッシャー+チューブ

Silicone_Tube_B

Silicone_Tube_B_CSD


最後はサイド

Position_C

ステンレスボルト+ワッシャー

SUS_Washer_C

SUS_Washer_C_CSD

シリコンワッシャー+チューブ

Silicone_Tube_C

Silicone_Tube_C_CSD


というわけで、簡単なシリコンワッシャー+チューブでもバッフルの振動低減に結構な効果があるようです。



(つづく)



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