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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  オーディオ
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ドライバのAcoustic Center Offsetの影響に関する論文をAESのライブラリで探しているうちに、Linkwitz-Riley型クロスオーバーネットワークの原論文を見つけました。

LR4論文


ちゃんと読み込むのはこれから(数式が多くて...)ですが、ドライバのAcoustic Center Offsetの影響を小さくするためには偶数次のフィルターを選択すると良いこと、平坦な周波数特性を得るために-6dBクロスとすべきであることが示され、結論としてFourth-order Linkwitz-Riley型、いわゆるLR4が提案されます。

ところで、24dB/octの-6dBクロスだったら2次のButterworthを2段重ねたら良いんじゃね?と指摘したのが、Hewlett-packardにおける先輩のRileyさんだったようです。

この論文は1976年にJAESに発表されていますが、マルチウェイスピーカーが考案されたのが1930年代と言われているので、クロスオーバーネットワークの決定版とも言えるLR4が開発されるまで実に40年以上の年月を要したことになります。もちろんその間にも数多くの研究があったわけで、先達の業績をちゃんと勉強しないとなあ、と改めて思った次第。



(この章おわり)



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