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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  本を書いてみた
tags : 
技術書典2


今の日本においてスピーカーに関する書籍と言えばフルレンジかせいぜい簡易なネットワークを使った2ウェイの工作本ばかりで、DickasonのLoudspeaker Design Cookbookのようにスピーカー技術をアマチュア向けに真っ向から解説した本は皆無です。

そんな中、グローバルスタンダードなスピーカー設計技術を実践し、情報発信することを趣旨としてこのブログを運営してきたわけですが、いずれは本の形でまとめてみたいという気持ちがありました。しかし現実のオーディオ出版界は一部のライター達によって占拠されており、我々のような市井のオーディオマニアが雑誌に技術記事を投稿するのは極めてハードルの高い話です。

ところが昨年の夏頃、PARCサウンド鑑賞会で知り合ったDaredevils36さんから提案があり、スピーカーの特性測定とクロスオーバーネットワーク設計技術に関する本を書き始めました。当初は簡単な冊子のつもりで、いつ、どうする、といったゴールもないままに書き進めていたのですが、偶然に今年で第2回目となる『技術書典』というイベントを知り、抽選に応募して当選しました。

技術書典とは、こちら。一言でいえば技術系同人誌の頒布会というかコミケみたいなものです。

https://techbookfest.org/event/tbf02


技術書オンリーイベント

僕らが作る。 技術書オンリーイベント 第2回、開催決定!

日時 2017/4/9 (日)
場所 アキバ・スクエア
主催 TechBooster/達人出版会
一般参加 無料



当日は

サークル名 「 SK Audio 」
配置番号 『 か - 22 』


で出ています。


さて、まだ執筆中の本の目次をちらっとお見せしましょう。

前半はARTAを使ったインパルス応答測定がメインで、Gated measurementによる疑似無響室測定、ニアフィールド測定とKeeleの方法によるバスレフ特性の合成について解説しています。

目次1


後半はSpeaker workshopを使ったネットワークシミュレーションの実践編で、Daytonのユニットを使った架空2ウェイの設計例とSEAS Excelを使った2ウェイ(うちのメインシステムそのもの)の設計例を解説しています。とりわけ、高域に大きなピークを持つW15CY001がみるみるうちに素直なLR4に調教されていく様子をパラパラ漫画風に解説したくだりは必見です。

目次2


いずれも今の日本では唯一無二の内容ではないでしょうか?

なお、技術書典2のあとはネット販売(電子書籍を含む)を計画しています。



(つづく)



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テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用