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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  オーディオ
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測定はLIMPを使って、Sさん宅で行いました。なお今回はFsとQtsだけで、Vasは測定していません。

製造後45年経ったユニットですが、エッジの傷みもなく非常に良い状態です。これがJBLのウレタンエッジだったら完全に朽ち果てているところです。

測定に先立って20Hzで15分ほどコーンを振っておきました。こちらがSさん特製のT/Sパラメータ測定用マウント治具。左端に写っている紙袋は重量バランスをとるためのお米です。

416-8A_break_in


こちらがシリアルナンバー21542の個体。

LIMP_21542


こちらがシリアルナンバー25573の個体。非常によく揃っています。2~4kHz付近のインピーダンスの不整までぴったり揃っています。

LIMP_25573


抽出したT/Sパラメータは驚くべきものでした。

TSparameter

416-8AのデータシートにはT/Sパラメータの記載がないので416-8Bとの比較になりますが、製造から45年の月日を経ているにもかかわらずFsもQtsもほとんど変動していません。Qtsが多少高めに出ていますが、新品のユニットでも実測値がデータシートより2割ぐらい高目に出るのが当たり前なので、ほとんど新品時の数値を維持していると言えるでしょう。また個体差が非常に小さいのも驚異的です。

さすが、Voice of the Theaterの名に恥じない信頼性・耐久性の高さです。

なお416-8Aと同等と言われるウーファーに416-8Zというユニットがあり、こちらのT/Sパラメータは今回の測定値により近いものになっています。

416-8A (416-8Z equiv.)
Qts- 0.25
Qms- 3.55
Qes- 0.27
Vas- 29.673 (cu ft)
Fs- 23.9
Sens 98.13 (W/M)
Re- 6.58
Pe- 30W (cont)
Le- 1.26 mh
Bl- 13.94
xmax- 0.14 inches

出典:http://aespeakers.com/forums/topic/altec-416-8a/



(つづく)



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