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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  オーディオ
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ミッドのクロスオーバーネットワークには少々複雑な事情があります。というのは、Sさんの手持ちのネットワークパーツの中からSowterのトランス式アッテネータを使う方針なのですが、Speaker workshopのネットワークシミュレータはトランス式アッテネータが扱えないのです。そこで、周波数特性とインピーダンス特性測定の段階からトランス式アッテネータを挿入し、ミッドと一体として扱うことにしました。

HPFの設計はウーファーのAcoustic slopeがどうやらLR4@800Hzに従うようなので、ミッドのHPFもLR4@800Hzを目標にしました。

ターゲットスロープの基準レベルを-4dBに設定してSpeaker workshopのNetwork optimizerを走らせた結果がこちら。低域の減衰スロープは悪くないですが、2.5kHzから上が落ち気味でカマボコ型の特性です。

MID_HPF1


ターゲットスロープの基準レベルを-10dBに設定してNetwork optimizerを走らせた結果がこちら。だいぶ良くなってきました。

MID_HPF2


ターゲットスロープの基準レベルを-16dBに設定してNetwork optimizerを走らせた結果がこちら。カマボコ型が補正されてほぼフラットな特性が得られました。

MID_HPF3


Sさんの手持ちのパーツの中から4.7mHのコイルをチョイス。

MID_HPF4


こちらはHPF有無の比較。水色はミッドホーンの裸特性です。

MID_HPF有無比較


このままではレベルが低すぎるので実際にはウーファーのレベルに合うようにアッテネータを調整するのですが、Speaker workshopではそのシミュレーションが出来ないので、便宜上レベルを+12dBシフトして対応することにします。

さて、ウーファーとうまく繋ってくれるでしょうか。



(つづく)



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