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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
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DCU-T115Sの高インピーダンス駆動あるいは(自称)『準・電流駆動』の空間表現は魅力的なのですが、インピーダンスピークの影響による1kHz付近の減衰の甘さを何とかしなければ、怖くて鑑賞会には持って行けません。

そこで昨年度の作例で試してみたKEF風Tノッチフィルターを投入してみました。C4の0.27uFがそれです。

ネットワーク160213-4


そのシミュレーション結果がこちら。なんと、うまい具合に3.2kHzクロスのLR4にぴったりのスロープが出来ました。

特性160213-4


現在、このセッティングで鳴らし込んでいますが、抑圧から解放されたような伸び伸びとした空間表現がナイスです。またDCU-T115Sのアキレス腱とも言うべきFo付近をしっかり減衰させているせいか、気になるような歪み感は感じられません。NHKのアナウンサーの声もごく自然に聞こえます。

ケンさんはこちらで『電流アンプの使い方のコツは特性補正にあり』と看破されていますが、このPARC2ウェイもインピーダンスピーク補正を抜いた事による減衰の暴れを前段で補正していると考えれば一脈通じるところがあります。非磁性流体系ツィータへの新しいアプローチと言えるかもしれません。

さて、これで自己評価点は82点にまでアップしました。あとは聴き込みながらトーンバランスを整えれば完成かも。



(つづく)




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