FC2ブログ

自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
tags : 
磁性流体を用いないDCU-T115Sをうまく使いこなすために導入したインピーダンスピーク補正ですが、ここはひとつ発想を変えて補正なしで鳴らしてみました。

ネットワーク160213-3

空間表現というんですかね。それまでスピーカーに拘束されていた音が開放されて自由に漂うというか、音が何処からともなく湧き出て宙を舞うような感じが出るようになりました。この感じはうちのメインのSEASの鳴り方にも共通するところがあります。

実はネットワーク回路上もSEASと共通するところがあって、通常のLpadであればツィータと並列に入るはずのR4(47Ω)がR3の上流に入っています。これはHPFの肩特性を調整する意図があってのことなのですが、ツィータ側から見るとアッテネータの直列抵抗がもろに効いて、少なくとも13Ωという高いインピーダンスで駆動されることになります。

ダイナミック型スピーカー、特にウーファーは低域の制動が関わってくるので極力低インピーダンスで電圧駆動するのが基本なのですが、この回路ではツィータは電流駆動とまではいきませんがDCU-T115Sの公称インピーダンス(6Ω)の2倍以上のインピーダンスで駆動されています。どうもこの高インピーダンス駆動、あるいは『準・電流駆動』が独特の空間表現につながっているような気がします。

そういえば鑑賞会の重鎮のひとり、ケンさんもずっと電流アンプを研究されていますね。

さて、音圧特性のほうはDCU-T115Sのインピーダンスの山の影響を受けて1kHz付近の減衰がかなり甘くなっており、このままでは使えません。

特性160213-3



(つづく)



関連記事
スポンサーサイト



テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用