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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
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とりあえずHPFのほうも3.1kHzクロスのLR4(4次のLinkwitz-Riley)は出来たのですが、去年の鑑賞会で失敗したのがトラウマになっており、とにかくTWのFo付近を『親の敵のごとく』徹底的に減衰させたいということで、以前にこのブログで紹介したTノッチフィルターを追加してみました。

C3とC4を跨ぐ形で入っているC4がそれで、"Loudspeaker Recipe"によればKEFで使われたのが最初のようです。ネットで"KEF schematic"で検索すると出てきます。

これは本当に不思議な回路で、

・ 0.27uFという小さなキャパシターで1kHz付近にノッチが形成される
・ キャパシターの値を小さくするとノッチ周波数が低い方にずれる
・ キャパシターに直列に抵抗を入れるとノッチが深くなる(この例では51Ωで無限大の深さに)
・ クロス付近の位相特性(Reverse null)には殆ど影響を与えない

といった特徴があります。

ネットワーク回路

最終のHPF特性


これを入れることでTWのFo付近(1050Hz)で-60dBの減衰が得られていますが、LR4からは乖離する方向なので、音質的にベターかどうかは聴いてみないと分かりません。そこでクロスオーバーボード上ではこのTノッチフィルターをオン/オフできるようにしておきます。もし時間が許せば、鑑賞会で皆さんに聴き比べしていただきたいところです。

これで一応回路が出来上がりましたので、クロスオーバーボードの組み立てに進みます。



(つづく)



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