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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
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実は、昨年の鑑賞会の後から少しずつネットワーク回路の検討を行ってきたので、その経過を示します。

まずはLPFのほうから。データはすべてARTAのインパルス応答測定で求めた周波数特性をSpeaker workshopにインポートしてシミュレーションした結果です。

最初は単純な3次のフィルター回路の場合。白が目標とする3.1kHzクロスの4次(24dB/oct)のLinkwitz-Rileyスロープです。赤はDCU-131Aの裸特性ですが、バッフルステップが見られるほか、8kHzにメタルコーン特有の大きなピーク(Break up)があり、11kHと14kHzにも副次的なピークがあります。青は3次のLPFを通したときの特性で、バッフルステップは補正されていますが8kHzのピークが取りきれずに残っており、目標のスロープから大きく乖離しています。

ノッチなしのLPF回路

ノッチなしのLPF特性


L3とR1を追加して8kHzにノッチフィルターを形成した場合。メインのピークは消滅して目標のスロープにだいぶん近づいてきましたが、11kHzと14kHzのピークがしぶとく残っています。

ノッチ1のみのLPF回路

ノッチ1のみのLPF特性


C5とR2を追加して14kHzにもノッチフィルターを形成した場合。目標のスロープにかなり近くなり、10kHz以上の領域も-40dB程度まで減衰しています。

ネットワーク回路

最終のLPF特性


とりあえずLPFのほうはこれで良しとします。



(つづく)



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