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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
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エンクロージャを8.7度後傾させた状態でウーファーとツィータの裸特性を測定し、ネットワークの設計をしてみました。LPFが3次+パラレルノッチフィルター、HPFが4次という構成で、クロスは約3.7kHz、スロープはLR4です。

こちらがツィータを正相接続したとき。HPFの減衰特性は良好で、ツィータのf0のある1kHzで-50dBぐらい減衰しています。一方、LPFの高域の減衰特性はいまひとつ。それと、L1の値を小さくしたのでバッフルステップが補正しきれず、1kHzに+3dBほどの盛り上がりが残ってしまいました。

Tilt35mm3rd4th_正相.jpg


こちらがツィータを逆相接続したとき。エンクロージャを後傾させた効果はてきめんで、形はちょっといびつですがReverse nullが出るようになりました。

Tilt35mm3rd4th_逆相.jpg


色々計算してみて分かったのですが、3.5kHzクロスでLR4のスロープを作るにはLPFのインダクタの値を1mH以下にする必要があり、そうすると今度はバッフルステップ補正のほうが不十分になってしまいます。

このジレンマは諸先輩方も経験済みのようで、『パッシブネットワークによるバッフルステップ補正は諦めて、アクティブ(アンプ側)でやったほうが良いんじゃない?』というご意見(悪魔の声?)もあるのですが...



(つづく)



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