FC2ブログ

自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
tags : 
昨夜の第一印象は、『低音不足で、かつ中低音のどこかにピークのあるクセのある音』というもので、正直かなり慌てました。

今日になって落ち着いて調べたところ、原因はいくつかありそうで、

① ドライバやコンポーネントの初期エージング不足

 経験的には、組み上がったばかりのスピーカーは最初の1時間ほどの間にかなり音質が変化するのですが、今回の場合はもう少し長い時間を要したようです。今日の昼間、所用で出かけているあいだ6時間ほど慣らしっぱなしにしておいたところ、だいぶスムーズになっていました。

② リビングではなく自分の部屋で鳴らしていた

 自分の部屋(作業部屋兼物置)は5畳の洋間ですが、どうも強烈な定在波が立つようです。SEASを置いているリビングルームに仮置きして鳴らしたところ、やや低音が薄い印象ながら極端なクセは感じなくなりました。

③ 低域特性がだら下がり気味

 今回はネットワークを組む前のNear field測定でポート長を調整したのですが、今回改めてネットワークをつないだ状態でNear field測定してみるとドライバの肩特性が微妙に変化しており、合成特性がだら下がり気味になってしまいました。考えてみれば当たり前ですが、最終的なポートチューニングはネットワーク完成後にやらないとダメですね。

 さて、下のデータが問題の低域特性です。ARTAでドライバとポートのNear field測定を行い、Speaker workshopにインポートしてMergeして求めています。このままでは2π空間の特性ですから、Diffraction & Boundary Simulatorのデータを加えて4π空間の特性に直しています。

まあまあの特性で、低域にピークがないのが救いですが、50Hzから15kHzまで±2dB以内という目標達成は間違いなく無理ですね。

Merged_nearfield.jpg


一方、収穫もあって、ツィータのDCU-T115Sはやや細身ながらずば抜けた解像度を持っていることが分かりました。短時間ですがSEAS Excel T25CF001と聴き比べた印象では、解像感は互角かPARCのほうが少し上、一方で艶っぽさはSEASが少し上という感じです。



(つづく)



関連記事
スポンサーサイト



テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用