FC2ブログ

自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
tags : 
今回のPARC Audio 2ウェイではクロスオーバー周波数が2.2kHzと低めになったことから、ツィータの歪みが気になっています。これまでスピーカーの歪み率は測定したことがないのですが、ARTAの姉妹ソフトにStepsという歪み計測ソフトウェアがあるので、いずれ測定してみようと思っています。

そこで、今日はStepsをちょっと味見してみました。

スピーカーに限らずアンプなどでもそうですが、歪みを計測するためには基本波を除去する必要があります。昔はツインTノッチフィルターなんてものが使われていましたが、StepsはHeterodyne法?を使っているとのこと。マニュアルによれば、どうやら参照信号を利用して演算で基本波を除去しているようです。

とりあえずFireWire410のライン出力→ライン入力のループバック接続して測定したデータがこちら。残留歪みは-100dB程度ですからスピーカーの測定をするには十分過ぎる値です。

Steps_-10dB.jpg


スピーカーの歪み率を測定する場合はパワーアンプを使いますが、StepsではARTAと同じようにスピーカーへの入力信号を分圧して参照信号として用いるので、パワーアンプの歪みは測定結果にあまり影響しないはず?です。

さて、ここでちょっとした実験を。

Stepsを使ってキャパシタなどのパッシブパーツの歪みが測定できるかどうか試してみました。こちらはDaytonの2.2uFのフィルムコンをループの中に入れたデータですが、歪みはブランクの時と変わらず、検出限界以下です。

-10dB_Dayton 2.2uF.jpg


一方、こちらはパスコンなどに使われるセラミックコンデンサ。派手に歪みが出ています。

-10dB_Ceramic01uF.jpg


同じセットアップで、ARTAのスペアナモードで見たところ。基本波を100Hzにしていますが、かなり高次の歪みまで出ていることが分かります。セラミックコンデンサがこんなに歪みを発生するとは知りませんでしたが、ピエゾ効果が関係しているのですかね。これでは電源ラインのパスコンとしても使いたくない感じです。

SA_-3dB_Ceramic01uF.jpg


さて、製作を止めているスピーカーの方ですが、明日以降から製作再開の予定です。



(つづく)


関連記事
スポンサーサイト



テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用