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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
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クロスオーバーネットワークを設計する際には基準となるポイント(Design axis)を決める必要があり、普通はツィータの軸上1mを基準にします。本当は2mぐらいを基準にしたいのですが、そのためには疑似無響室測定をもっと広い部屋で行う必要があり、拙宅では実現できていません。

紐を使ってマイクの向きをツィータの軸上に合わせているところ。

ひも.jpg


昨日の記事に書いたように、クロスオーバーネットワークのシミュレーションにはウーファーとツィータの周波数特性だけでなく相対的な位相関係も必要です。そのためにウーファー、ツィータそれぞれのAcoustic centerの位置を求めるというやり方もあるようですが、私の場合はもっと簡便にマイクの位置やカーソルとマーカーの位置を一切変えずにウーファーとツィータを測定することで位相関係も含めたデータを取得しています。もちろサンプリング周波数やサンプルサイズ、アンプのゲインも変えません。下の例は上がツィータ、下がウーファーのインパルス応答ですが、マイクをツィータの軸上に置いているのでウーファーからの直接音が少し遅れて到達するのが分かります。

TW impulse response_485.jpg

WF impulse response_485.jpg


これらのインパルス応答から得た周波数特性がこちらこちらですが、それらとともにLIMPで測定したインピーダンスのデータもSpeaker workshopにインポートしてやればクロスオーバーネットワークのシミュレーションを行う準備が完了します。



(つづく)



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