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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
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これがバスレス特性の最終版です。

ポートには最終的に内径38mmのソケットを使いました。VU40(内径44mm)やVPパイプ(内径40mm)よりも少し細いところがミソです。肉厚はVPパイプと同じ4mmあり、強度は十分です。

TSソケット.jpg


こちらがポートレスポンス。吸音材の調整は紆余曲折ありましたが、初期の特性よりもだいぶ綺麗になりました。ポート長は110mmで、アスペクト比(直径と長さの比)は約2.9です。以前、Zaphのサイトからアスペクト比を拾って調べたところ概ね3前後に収まっていたので、このあたりが妥当なのでしょう。1611Hzのディップはポート長(110mm)の半波長と一致しますので、気柱共鳴と思われます。

Port_38_110mm_MicronWool_Center=N.jpg


こちらがドライバレスポンス。吸音材を多めに入れているのでチューニング周波数のディップはやや浅めになっています。

Driver_38_110mm_MicronWool_Center=N.jpg


こちらが合成特性。50Hzがなんとか射程距離に入っていますから、13cmウーファーとしてはまずまずでしょう。

38_110mm_MicronWool_Center=N_SW2.jpg


今回、吸音材とポートを色々変えながら実験して得られた教訓は、『エンクロージャの中は魑魅魍魎が跋扈する世界であり、吸音材はしっかり入れるべし』ということでした。また以前からよく分からなかった気柱共鳴がどうやらピークではなくディップとして現れるらしいことが分かったのは収穫です。ポートレスポンスは知らぬが仏といった面もありますが、やはりちゃんと実測した上で最適化したいものです。


さて、週明けから姫路→東京とまた出張が続くため、次の週末まで作業ができそうにありません。



(つづく)



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