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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  PARC Audio Project
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エンクロージャの容積が8Lと決まったところで、次はバッフルの検討を始めました。

実はこのPARC Audio 2ウェイプロジェクトでは周波数特性のフラットネスを100Hz~10kHzの範囲で+/-2dB以内に仕上げることを目標にしています。SEAS Excel 2ウェイの時はビジュアルを重視してツィータを左右対称に配置し、エッジの丸めも行わなかった結果、バッフル回折によるディップが最後まで残ってしまったという経験があります。そこで今回は最初からバッフル回折による周波数特性の凸凹を最少にするようなレイアウト設計を検討します。

バッフル回折のシミュレータといえば"Edge"が有名ですが、"Edge"はバッフルエッジの丸めを考慮した計算が出来ないので、今回は"Baffle Diffraction and Boundary Simulator 1.20"を使いました。

http://audio.claub.net/software/jbabgy/BDBS.html

まずはツィータの配置についてケーススタディを行いました。

以下は180mm幅のバッフルの左右端から等距離の90mmにツィータを配置し、上端からの距離も同じく90mmにした例ですが、1kHzから上で+/-3dB近い凹凸が生じています。これはバッフル回折の面からは最も悪い配置なのですが、ビジュアル的な安定感が良いためかネット上でもこれに近い配置をよく見かけます。


W180_TW_R=0_symmetry.jpg


+/-2dB以内のフラットネスを目指すためには、バッフル回折の影響は+/-1dB以内に納めたいところです。



(つづく)



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