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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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次はマイク位置をツィータ軸上に対して上下に動かしたときの周波数特性の変化です。距離は1mです。

こちらがツィータを正相接続したときのデータ。黄緑がツィータ軸上、黄色が10cm上方、水色が20cm上方、ピンクが10cm下方、赤が20cm下方です。そんなに大きな変化はありません。

normal_up_down_10_20cm.jpg


こちらがツィータを逆相接続したときのデータ。同じく黄緑がツィータ軸上、黄色が10cm上方、水色が20cm上方、ピンクが10cm下方、赤が20cm下方です。マイク高さがツィータ軸上から±10cmずれるだけでreverse nullが浅くなっており、ウーファーとツィータの位相関係が崩れてくることが分かります。データをよく見ると黄色よりもピンクの方が、また水色よりも赤の方がreverse nullが浅くなっており、マイクを下方にずらす方が影響が大きい傾向が見られました。

reverse_up_down_10_20cm.jpg


このように位相関係がマイク位置の縦方向の変化に敏感なのはウーファーとツィータを縦に並べた2ウェイの宿命でしょう。コアキシャルドライバならば影響はずっと小さいと思われます。

さて、これら一連の測定結果から分かったことは、

 - 我が家のSEAS Excel2ウェイは、距離は1mでなくても良いが、ツィータ軸上で聴くべし

ということになります。

ただしこれらはインパルス応答測定によって求めた疑似無響室特性での話で、壁や床の反射の影響を含まない直接音だけの挙動です。では実際のリスニングではどうか?ということで位置を色々を変えて聴いてみたところ、やはり音色の変化はあまり感じられないものの、ツィータの軸上で聴くときが最もピンポイントに音像を結ぶという印象でした。



(つづく)



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