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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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SEASのドライバを使って2ウェイを作ってみようという人は多くないと思いますが、そういうambitiousな方のためにお薦めの組み合わせを作ってみました。


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Design #1
これはお薦めです。ウーファーはExcelシリーズではなく、Prestigeシリーズの18cmアルミコーンですが、Break-up nodeが7kHzと高いところにあるのでクロスオーバーネットワークの設計が楽です。Zaphのサイトにツィータとして27TBFCGを使った作例がありますが、私ならT25CF001を推しますね。ドライバーのコストはペアで4万円ほど。この予算で国産ドライバなら何が買えるでしょうか。

Design #2
Joseph audioのPulsarの組み合わせです。W16NX001はBreak-up nodeが4kH付近と低いところにあるので、クロスオーバーをできるだけ低く取る必要があります。そのためツィータにはf0の低いT25CF002 Millenniumを使うことになり、全体としてかなり高価なシステムになります。事実、Pulsarのお値段は997,500円(ペア)です。コストパフォーマンスという観点からはあまりお薦めできない組み合わせです。

Design #3
どうせBreak-up nodeの処理のために高価なMillenniumを使うのであれば、いっそのこと18cmに行っちゃった方がいいんじゃないの?というデザインがこれ。W18EX001にはマグネットの小さいW18E001というバリエーションがあり、低域を伸ばしやすいのはQtsの高いこちらの方ですが、音質的にはどちらがベターなのか分かりません。ということで、迷いが残りそうなので積極的にお薦めしない組み合わせです。

Design #4
私のSEAS Excel 2ウェイです。いまさら説明不要ですが、マグネシウムコーンのW15CY001に対してExcelシリーズの末っ子T25CF001では役不足かというと決してそんなことはなく、これはこれで良い組み合わせです。T25CF001のF0から考えるとクロスオーバーは2kHz付近が好ましいのですが、私の場合は周波数特性のフラットネスとreverse nullが両立する最適解が1.8kHzでしか見つけられませんでした。なお、W15CY001は元々能率が低いので、これにがっつりバッフル回折補正をかけるとかなり能率の低いシステムになってしまいます。広い部屋でがんがん鳴らしたい方や、高能率=高音質、低能率=低音質と信じている方にはお薦めしません。

なお、いずれのデザインもクロスオーバーネットワークには4次のLinkwitz-Riley(24db/oct)に加えてBreak-up nodeにチューニングしたノッチフィルターが必須ですが、楕円関数フィルターまでは必要ないと思います。



(この章おわり)



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