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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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SEAS Excel Projectも最終段階に入りましたのでタイトルを変更しました。

全域に渡る周波数特性を得るため、"TESTING LOUDSPEAKER"に書かれた手順に従って以下の作業を行いました。

1) ポートレスポンスとニアフィールド特性を合成する(2012/11/24記事)

2) バッフル回折シミュレーションソフト"Edge"にバッフルの形状とウーファーの取り付け位置を入力して回折特性を求める

3) Speaker workshopの[Calculate]→[Combine]コマンドを使って1)で求めた合成特性に2)を掛け合わせる

4) Speaker workshopの[Calculate]→[Splice]コマンドを使って3)で求めた低域特性と、事前に求めておいたFar field特性を適当なところでつなぎ合わせる



以下がEdgeの計算結果をSpeaker workshopにインポートしたものです。うちのバッフルでは100Hzあたりから上昇が始まり、1kHzで最大8dbの盛り上がりがあります。いわゆるバッフルステップです。

Edge_simulation.jpg


下図の赤が3)の結果ですが、レベルはFar field特性に合わせて全体にかさ上げしてあります。青が以前に測定したFar field特性です。"TESTING LOUDSPEAKER"によればニアフィールド測定で測定できる高域限界Fmaxは、ウーファーの実効直径をDとすると、

    Fmax = 10950/D (Hz)

となります。W15CY001の実効直径は約10cmですのでFmaxは約1.1kHzとなりますが、実測では900HzあたりからFar fieldとの乖離が大きくなっています。一方、Gateを4ms程度に設定したときのFar field測定の低域限界は約200Hzですので、ここでは300Hzで両者をつなぎ合わせることにしました。

Merged vs Farfield.jpg



(つづく)


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