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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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吸音材は最終的に以下のような格好になりました。

フェルトは定在波を抑える効果が大きいことが分かったので、天地と背面に使いました。ただ使い過ぎると音に元気がなくなるような感じがあったので、エンクロージャ前部のサイドはPARC Audioのウールにしています。またポート周りはウールのやつで仕切りました。これはかなりの効果がありました。

吸音材(最終).jpg


右chのニアフィールド特性がこれ。553Hzの定在波の影響がわずかに残っていますが、これ以上吸音材を使いたくないので妥協しました。ディップは綺麗に出ていますので、バスレフ動作は良好です。

場所変えと吸音材貼り480.jpg


こちらが右chのポートレスポンス。キャビネットのリークが無くなったのでメインピークが三角山状に鋭くなっています。定在波起因のノードは、900Hzのポート共鳴以外はメインピークの-20db以下になりました。100点満点とは言い難いですが、まあこんなもんでしょう。

場所変えと吸音材貼りport480.jpg


あとは左chの施工が残っています。

こうしてみると、完璧なバスレフキャビネットを作るのは意外に難しいものです。

スピーカーの自作において、ニアフィールド測定はもっと使われるべきだと思います。ニアフィールド測定によってバスレフが正常に動作しているかどうかを確認することが出来ますし、なによりユニットがどんな動作をして、ポートからどんな音が出ているかを目の当たりにすることでバスレフに対する理解が深まります。こういった目的であれば、別に校正済みマイクでなくてもSkype用マイクとオンボードのオーディオI/Fでもある程度事足りますから、ARTAをダウンロードして気軽にトライすることができます。

それと、世の中ではダブルバスレフの作例が非常に多く報告されていますが、いまだにポートレスポンスの実測データを見たことがありません。私はこの形式に対して懐疑的なのですが、ポートレスポンスがどうなっているのかは興味があります。自分で作ってまで測定してみる気はないので、誰か測定させてもらえませんかね。



(つづく)


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