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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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クロスオーバーネットワークを再度見直すに際して、もういちどテキストブックを読み直してみました。いずれもVance Dickason氏の名著です。

Loudspeaker recipe.jpg


"LOUDSPEAKER RECIPE"の序章にはDesign Phylosophyとして以下の記述がありました。

スピーカーの周波数特性はフラットでなければならない

当たり前のようにも聞こえますが、計測後進国の日本ではフラットなレスポンスを軽視する風潮が根強いのもまた事実でしょう。”良いスピーカー”として評価されるためには周波数特性の凸凹が±3db以内、好ましくは±2db以内を目指すべきだとしています。SEAS Excel 2ウェイでもこの数値を目標とすることにしました。

また、LOUDSPEAKER RECIPESには4つの製作例が掲載されていますが、いずれのデザインにおいても周波数特性がフラットであることと並ん、綺麗なReverse nullが出ることが重要視されています。ここで”綺麗なReverse null”とは、nullの深さもさることながら、ディップ形状が左右対称であることも重要だとしています。ディップ形状が左右対称ということはミッドバスからツィータへのスムーズな受け渡しを意味するのだそうです。言われてみれば、たしかにそうですね。

さて、以上の記述をふまえて、SEAS Excel 2ウェイのクロスオーバーネットワーク再々設計の目標を以下のように決めました。


周波数特性が200Hz~15kHzの範囲で±2db以内
深さが-20db以上で左右対称なReverse nullが現れること



これはなかなか高い目標です。



(つづく)



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