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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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下の図は測定時の配置を上から見たものです。スピーカーを床から1.1mの高さに設置した場合、スピーカーの左右も壁や家具から1.1m以上離してやる必要があります。その一方で、1.1mから外はいくら散らかっていようと全く問題ありません。ただし時計など音を発する物は撤去した方が良さそうです。

スライド3.JPG


測定マイクの保持方法については以下に興味深い記事があります。

http://www.troelsgravesen.dk/measurements.htm

すなわち、マイクスタンドやホルダーからの反射が測定データに凸凹をもたらすのだそうです。確かに測定用マイクは無指向性なので後方からの反射音も拾ってしまいますし、マイクの至近距離で反射された成分は直接波との時間差がほとんど無いため、インパルス測定のゲートの中に入ってしまいます。このような反射を防ぐためにはマイクカプセルの近くに反射する物がないような構造、すなわち長いロッドの先にマイクがあるような構造が好ましいとしています。

Troels Gravesen氏によれば、必要なロッドの長さは測定距離の半分、すなわち1mの距離で測定するなら50cmのロッドを使え、とのことですが、どの程度の長さが必要なのか少し詳しく考えてみました。下の図ではマイク後方の壁で音波が反射される様子を示したものです。スピーカーを床から1.1mの高さに設置した場合、床や壁で反射された音波の伝搬距離は2.4mですから、後方からの反射成分についても2.4m以上の伝搬距離を稼ぐ必要があります。そうするためには下図のようにマイクカプセル後方に70cm以上の距離が必要なことが分かります。

スライド2.JPG



(つづく)


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