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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

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なぜスピーカーを自作するのか?とは、それが好意的であれ懐疑的であれ、しばしば投げかけられる疑問です。

物作りが好きだから、と言ってしまえばそれまでですが、私の場合は市販スピーカーシステムに対する懐疑心がどうしてもぬぐえない面があります。ここで市販システムと言っても、私でも手が出せそうな10~20万円/ペアのレベルでの話ですが...

『市販のスピーカーシステムの価格のうちドライバのコストが占める割合は10%ほどである』という説があります。この説をジョセフオーディオのPULSARというシステムを例にとって検証してみます。

http://naspecaudio.com/joseph-audio/pulsar/

PULSARはミッドバスにSEASのW16NX001、ツィータにT25CF002(Millennium)を使っているようです。私のと同じSEAS Excelシリーズですが1ランク上のドライバですね。これらのMadisoundでの販売価格はW16NX001が227.15$、T25CF002が232.1$、ペアで918.5$となります。1ドル=90円で換算すると82,665円、ドル=100円で換算すると918,500円です。PULSARの国内販売価格は95万円(ペア、税別)ですから、”ドライバコスト=10%説”もそこそこ当たっていると言えそうです。

ちなみにPULSARは”インフィナイトスロープ・ネットワーク”なるテクノロジーを使って急峻なクロスオーバースロープを実現した、としています。おそらく楕円関数フィルターを使ったものと思いますが、なかなかマニアックですね。

さて、うちのシステムですが、W15CY001が168.1$、T25CF001が107.15$、ペアで550.5$ですから、1ドル=90円で換算すると49,545円、ドル=100円で換算すると55,050円になります。”ドライバコスト=10%説”を当てはめると、うちのシステムは55万円/ペアぐらいの市場価格になるでしょうか。

では、うちの家計で55万円/ペアの市販スピーカーが買えるかというと、まあ一生買わない(買えない)でしょうね。

私がスピーカーを自作する意味は、ここにあります。


近景



(つづく)


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