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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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前回、クロスオーバーネットワークの設計にはドライバ特性の実測データとネットワークシミュレータが不可欠になる、と書きましたが、ドライバを購入する前にあれこれ予備検討しておきたいのが人情です。

そこでSPL Tracerというフリーウェアを使ってデータシートからドライバ特性を読み取り、Speaker Workshopのネットワークシミュレータを使って予備検討を行うことにしました。SPL Tracerはグラフから数値を読み取ってテキストファイルに保存するソフトウェアです。ただ、数値を読み取るといっても自動ではなく、グラフにカーソルを合わせてクリックするという単純作業を繰り返すことになるので、少々忍耐力が必要ですし、肩も凝ります。

トレースした結果は、周波数特性については***.FRD、インピーダンス特性は***.ZMAという名前で保存することでSpeaker Workshopで利用できるようになります。どちらもテキストファイルなので、もしトレース中に手元が狂った場合でもテキストエディタで数値を修正することが可能です。

下のグラフはSPL Tracerを使って読み取ったW15CY001とT25CF001の周波数特性とインピーダンス特性をSpeaker Workshopにインポートしたところです。このデータを使って、クロスオーバーネットワークのシミュレーションによる予備検討を行います。ちなみにSEASのウーファーのデータは7Lの密閉箱を使って測定されており、200Hzから2kHzにかけて周波数特性が6dbほど持ち上がっているのはバッフル回折の効果と思われます。このことはクロスオーバーネットワークの予備検討を行う上では好都合です。


W15CY001_T25CF001_FRD


(つづく)


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