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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  SEAS Excel Project
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ドライバの位相合わせを考える上で重要なacoustic centerという概念があります。これは『ドライバを点音源と考えたとき、それは何処に位置するのか?』ということです。たとえばT25CF001のようなドームツイータであればドームの頂点なのか、あるいは平均的な位置かも知れませんし、周波数によって変わるという説もあります。W15CY001のように尖ったイコライザが付いていると話はさらにややこしいのかも知れませんが、一般的にはフラッシュマウントされた2ウェイシステムにおいてはウーファーよりもツイータのacoustic centerのほうが前に出ていると考えられています。Loudspeaker Design Cookbookには傾斜バッフルを使ってツイータの位置を後退させ、acoustic centerを合わせている作例があります。

こういった事情から、Speaker Workshopにはドライバの位置を前後にオフセットさせて特性をシミュレーションする機能があります。これを使ってT25CF001の位置をオフセットさせたときの特性を調べてみました。


offset


ここで困ったことに、たとえば+2cmのオフセットはバッフルに対してツイータを前に出すことなのか、それとも後退させることを意味するのか、どこにも書いていないのです。ヘルプファイルによれば、

The linear offset of the driver. This is relative to other drivers in the network and allows for sloped cabinets and physical driver offsets.

とありますが、肝心の点が書いてありません。海外のサイトを検索すると、どうも『正のオフセット=ツイータを前に出す』と解釈されているようですので、とりあえずこれを信じることにしました。


(つづく)



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