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自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  Scan-Speak Illuminator Project
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事の発端はこうです。

マスターブック作例のScan-Speak2ウェイが完成した後、親しいオーディオマニアの方々にお願いして試聴をして頂きました。試聴をお願いしたのは自作派と言うよりも市販高級スピーカーの試聴経験が豊富なベテランの方々です。

その中のお一人に大変気に入って頂き、このスピーカーが欲しい!と言っていただいたのですが、こいつは塗装もしていないし、どうせなら新しく作りましょうか、という話になりました。

色々検討を進めるうち、ユニットはScan-Speakを踏襲するにしろ1、2ランク上のユニットを使おう、などと考えていると自分用にも欲しくなり、さらにこの指とまれがどんどん広がって最終的に7セットを製作することになりました。

入荷


このシステムのコンセプトは真のハイエンド2ウェイです。マスターブックの作例は誰でも作れることを念頭に、特殊な材料や加工は一切使いませんでしたが、このシステムではそういった制約を取り払い、設計だけでなく素材や加工、意匠においても考え得るかぎりの最高を目指します。

まあ資金に限りがあるのは世の常ですが...

当然、私一人の力でカバーできない点が多々あるわけで、そこはそれぞれの分野で一流の技術をお持ちの方々の協力を仰ぐことになります。



(つづく)



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テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

Category :  LM4780 BTLパワーアンプ
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さて、肝心の出音です。

BTLアンプといえば押し出しの強い迫力ある音というイメージがありましたが、出てきた音はとにかく透明度が高い。その透明感は超純水を湛えたスーパーカミオカンデのようです。グランドから縁切りされたバランス型DCアンプってこんな音なんですね。そういえばイトウ電子さんも爽やかな音とコメントされていました。

それと、言葉で表現するのが難しいのですが、芯がぶれないというか巨大なコンクリートの基礎の上に立っているような静かな安定感があります。コンデンサバンクには片chあたり2.2クーロンの電荷と45ジュールのエネルギーを貯め込んでいるので、少々のことでは波風すら立たないのでしょう。

これでうちの再生系はPCM1794Aの電流出力から本アンプの出力端子に至るまで完全バランス構成になりました。またパワーアンプのインプットバッファを除いて増幅段はすべて反転アンプで構成されています。

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さて、LM4780 バランス入力BTLパワーアンプの記事を駆け足でアップしたのには理由がありまして、実は大型プロジェクトが控えているのです。



(この章おわり)


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Category :  オーディオ
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Stereophile誌の記事によると、先日、Siegfried Linkwitz氏が逝去されたそうです。
Linkwitz氏といえばLinkiwtz-Riley型フィルターやLinkwitz transformの発明者であり、OlsonやThieleと並ぶオーディオ界の偉人のひとりです。

マスターブック作例のScan-Speak2ウェイでも使っているLinkwitz–Riley型フィルターは、海外では英語版Wikipediaに掲載されるほど広く知られていますが、日本のオーディオ雑誌の製作記事では目にしたことがありません。このギャップは一体何なんでしょうか。

それはさておき、謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。


(この章おわり)



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Category :  LM4780 BTLパワーアンプ
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完成したアンプの外観。100万円のアンプに見えるでしょうか?

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おや?

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パイロットランプには3つのLEDを仕込んであります。下の1個は突入電流制限抵抗解除のリレーと連動しており、上の左右2個のLEDはスピーカー保護回路のMOSFET駆動用フォトカプラと連動しています。3つとも点灯すれば動作開始というわけです。

PL_480



(つづく)



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Category :  LM4780 BTLパワーアンプ
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次はスピーカー保護回路。

Speaker_Protection_480


ここもイトウ電子さんの基板を使っていますが、メカリレーの代わりにMOSFETによる半導体リレーを組んでいます。使ったのはIRLB3036。オン抵抗が1.9mΩという超低オン抵抗のMOSFETです。International Rectifierっていつの間にかInfineonの傘下になっていたんですね。

SP_protection1


MOSFETの駆動にはフォトボルタイプのフォトカプラを使っています。

SP_protection2


こちらは後付けした入力バッファ。LM4780の前段なので、ナショナルセミコンダクタつながりということでLME49720を使ってみました。

buff_amp480


オペアンプの王子様のご機嫌を損ねないよう、バイパスコンデンサにはルビコンのPMLCAPを使いました。

PMLCAP



(つづく)



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