FC2ブログ

自作スピーカーと測定  * 冬うさぎの晴耕雨読な日々 *

自作スピーカーと測定に関するブログです。

Category :  音楽
tags : 
久しぶりにCDの話題です。

知ってる人には今さらでしょうけど、知らない人には是非知って欲しい1枚。元ピンクフロイドのギタリスト、デビッド・ギルモアが2006年にポーランドのグダニスク造船所に5万人を集めて行った歴史的ライブです。私が買ったのがDVD2枚つきの豪華4枚セット。

David_Gilmour


造船所で野外ライブを行うのもすごいけど、そこにポーランド・バルト・フィルハーモニックオーケストラが共演するというのもすごい。とにかくこの人、やることのスケールが大きいわ。

このとき、デビッド・ギルモア氏は御年60歳ながら、ステージを支配する音の力は圧倒的です。

ちなみにグダニスク造船所はポーランドの民主化運動の舞台となった場所で、このコンサートも造船所の元電気工であり元大統領のレフ・ワレサ氏らの招待により、労働組合「連帯」結成26周年にあたる記念日に行われています。



(この章おわり)



関連記事
スポンサーサイト



テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

Category :  無線と実験
tags : 
『MJ無線と実験』2021年3月号が発売になりました。今月の工程はウーファーのインピーダンス測定とT/Sパラメータの算出です。拙宅でのフリーエアインピーダンスの測定やデルタコンプライアンス法の様子を写真で紹介しています。

今月号ではいくつかの参考文献をあげながら「T/Sパラメータの歴史的背景」についても紹介しました。自作スピーカーの世界では、とかくノウハウや経験がクローズアップされがちですが、こうして技術開発の歴史を振り返ると、実はれっきとした科学技術であり、多くの研究者たちの努力の末に現在の設計技術があることがよく分かります。

2021_3月号


ところで蛇足ながら、参考文献に関して読者の方々が持つ(かも知れない)疑問に対してお答えしておこうと思います。

Q:本当に読んでるの?
A:はい、本当に読んでおります。Thieleの論文は「自作スピーカー エンクロージャー設計法 マスターブック」を制作したときに一度読んでいるのですが、今回改めて読み返してみました。

Q:論文はどこから入手?
A:私はAES(Audio Engineering Society)の正会員なので、AESのアーカイブから自由に文献をダウンロードできます。(その代わり125ドルの年会費を払っていますが...)AESにはオルソン以降の主要な論文が殆ど揃っています。



(つづく)



関連記事

テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

Category :  無線と実験
tags : 
HiFiCompassというサイトをご存じでしょうか?
HiFiCompassは、今や世界中の自作スピーカーファンが見ているんじゃないかと思うほどの人気サイトです。運営者の実像はよく分からないのですが、ウクライナを拠点とするオーディオファンのグループのようです。

HiFiCompass

HiFiCompassの最大の目玉は、圧倒的な質と量を誇るユニットの測定データです。間違いなく世界一でしょう。主要なメーカーはほぼ網羅されており、SB Acousticsだけでも、こんなに↓あります。各ユニットの周波数特性だけでなく、高調波ひずみのデータも掲載されているので、ユニット選びの際には必見のサイトです。また新しいユニットがすぐに取り上げられるのも特徴で、Satori MD60N-6や振動板にTeXtremeを使った一連のシリーズが既に掲載されています。

HiFiCompass_measure

MJの連載で製作中の3ウェイのユニット選定の際も、HiFiCompassのデータを参考にしました。記事の中で周波数特性と高調波ひずみのグラフを引用したかったのですが、無断で引用するわけにもいかないので、メールで問い合わせしてみました。

(私) こんにちは。私は日本のスピーカービルダーです。いつも素晴らしい記事をありがとう!ところで今度オーディオマガジンに製作記事を書くことになったのだけど、グラフを掲載してもいいかな?URLは載せるから。

(HiFiCompass) こんにちは、Iridium17さん。URLを載せてくれるんだったら全然問題ないよ!


といったやりとりがあり、データ引用を快諾してくれました。MJ2月号に掲載のデータはHiFiCompassから引用させてもらったものです。

ちなみに、記事を書く上で他人の著作権を侵害しないように気をつけています。これは商業誌であるMJだけでなく、マスターブックでも同じ姿勢を貫いてきました。たとえばARTAはパーソナルライセンスを購入していますし、VituixCADもDonationという形でライセンスを購入しています。(VituixCADは個人で利用する限りはライセンス不要)

あと10日ほどでMJ3月号が発売になります。今回は実験データが満載ですので、ぜひご購読くださいね。



(つづく)


関連記事

テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

Category :  無線と実験
tags : 
先日、マスターブック執筆チームとオーディオ仲間達が私のMJデビューのお祝い会を企画してくれました。お祝い会といっても東京、横浜、滋賀、大阪、兵庫、福岡をオンラインでつないだ飲み会ですが、殆どが緊急事態宣言対象地域ですね。

さて、『MJ無線と実験』2021年2月号執筆の舞台裏その1です。

2月号の原稿をほぼ書き上げたある日、編集部から連絡が来ました。

(MJ) タイトルカットに使いたいので、スピーカーの完成写真はありますか?

(私) え?

(心の声) そんなもん、あるわけないやろ。まだエンクロージャーも出来ていないのに...

(私) あのう、まだスピーカー全然出来ていないんですけど、何か考えてみます。

(MJ) ○○日を目処に送っていただけますか?

(私) あ、はい...

MJの製作記事は一話完結型が多いようですが、私の場合はそうはいきません。

そこで一計を案じ、マスターブック執筆者のひとりである「だし」さんにお願いして、Fusion360で完成予想図を描いて貰うことにしました。さすがはFusion360の名手のだしさん、あっという間に仕上げてくれたのがこれ。

ちなみに、お代はドイツビール詰め合わせセット。

MJタイトルカット

かっこいいでしょう?
本連載のシンボル画像としてバッチリではないでしょうか。

おかげで無事に2月号の原稿とタイトルカットを入稿できたわけですが、3月号の原稿を書いていたある日、また編集部から連絡があり、タイトルカットは製作の進捗とともに変えていくものだそうです。

そりゃまあ、そうですよね。

今のところ、次のタイトルカット案はあるのですが、その次が思い浮かびません。
原稿のほうは書きたいことが多すぎて絞り込むのに苦労するほどですが...



(つづく)



関連記事

テーマ:オーディオ - ジャンル:趣味・実用

Category :  無線と実験
tags : 
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

さて、新年早々ニュースがひとつあります。

「MJ 無線と実験」にSB Acoustics Satoriユニットを使った3ウェイ製作の記事を連載することになりました。

https://www.amazon.co.jp/MJ%E7%84%A1%E7%B7%9A%E3%81%A8%E5%AE%9F%E9%A8%93-2021%E5%B9%B4-2%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B08QLY97X5
(イメージ2枚目の目次ページをご覧ください)

今のところ13回の連載の予定ですが、もう少し伸びるかも知れません。

スピーカー製作記事といえば一話完結が殆どではないかと思いますが、それが13回もかかるのは、スピーカー設計の基礎となる理論やデータをこってり書いてやろうという魂胆からです。

どんなユニットを使うかは2月号のお楽しみですが、Satoriの中でも最新のものを使った3ウェイ、といえば想像できるでしょうか?

これから約1年間連載が続きますので、このブログでは記事執筆のウラ話なども書いていきたいと思います。



(つづく)




関連記事